NPO法人ささえあい医療人権センターCOML理事長山口 育子

NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)

1990年9月に活動をスタートし、2002年以降はNPO法人として活動を続けています。
患者の主体的医療参加を目指し、患者一人ひとりが「いのちの主人公」「からだの責任者」としての自覚を持った「賢い患者になりましょう」と呼びかけてきました。受け身から自立へ、そして成熟した患者として医療に参画することが目標です。
また、医療現場にインフォームド・コンセントとコミュニケーションの充実をはかり、患者・医療者がそれぞれ半分ずつの役割を担い合う“協働する医療”を目指しています。
活動内容は、会報誌「COML」の発行、電話相談、ミニセミナー「患者塾」、SPグループ(SP:Simulated Patient;摸擬患者)、病院探検隊、患者と医療者のコミュニケーション講座、医療で活躍するボランティア養成講座など。患者と医療者のよりよいコミュニケーションを構築するための活動を続けています。


山口 育子 (ヤマグチ イクコ)

プロフィール
大阪市生まれ。自らの患者体験から、患者の自立と主体的医療への必要性を痛感していた1991年11月COMLと出会う。活動趣旨に共感し、1992年2月にCOMLのスタッフとなり、相談、編集、渉外などを担当。2002年4月に法人化したNPO法人ささえあい医療人権センターCOMLの専務理事兼事務局長となる。その後、COML創始者の辻本好子の死亡(2011年6月18日)に伴い、2011年8月14日理事長に就任。